遊動論 柳田国男と山人

遊動論 柳田国男と山人

著者
柄谷 行人 [著]
出版社
文藝春秋
ジャンル
文学/日本文学、評論、随筆、その他
ISBN
9784166609536
発売日
2014/01/20
価格
990円(税込)

内容紹介

「私は柳田論を仕上げることをずっと待ち望んでいた」(「あとがき」より)
既成の柳田論を刷新する衝撃の論考が出現した。
柳田国男は「山人」の研究を放棄し、「常民」=定住農民を中心とした「民俗学」の探求に向かった。
柳田は長らくそのように批判されてきた。
本書は、その「通説」を鮮やかに覆し、柳田が「山人」「一国民俗学」「固有信仰」など、対象を変えながらも、一貫して国家と資本を乗り越える社会変革の可能性を探求していたことを示す。

データ取得日:2024/04/13  書籍情報:JPO出版情報登録センター
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