「京都」の誕生 武士が造った戦乱の都

「京都」の誕生 武士が造った戦乱の都

著者
桃崎 有一郎 [著]
出版社
文藝春秋
ジャンル
文学/日本文学、評論、随筆、その他
ISBN
9784166612574
発売日
2020/03/19
価格
990円(税込)

内容紹介

平安京と京都は違う。「不思議に思われるかもしれないが、次のようにいえば納得して頂けると思う。京都で訪れた観光地の数々を思い出して頂きたい。神社仏閣なら、清水寺・金閣寺・銀閣寺・上賀茂神社・下鴨神社・知恩院・三十三間堂・北野天満宮・平等院鳳凰堂、風情のある繁華街なら、祇園、先斗町、鴨川の河川敷、嵐山なども観光名所だろう」「京都は、平安京の外に広がる、新しい開発地を含めた都市だ。それが今や主客転倒して、平安京の外の方が〈我々こそ伝統的な「都」です〉という顔をしている」「平安京らしさといえば、誰もが歴史の授業で習った“碁盤の目”の土地区画(同じ大きさの正方形の集まり)だが、思い出して頂きたい。右に挙げた観光地を歩いた時、道路や土地の区画がちっとも“碁盤の目”状でなかったことを。“京都らしい”観光地は、全く平安京らしくないのだ」――はじめにより抜粋平安京が「京都」に転生するために武士の力が必要だった!?「京都」を舞台に行われた権力闘争と土地開発の歴史を気鋭の歴史学者が、大胆に描く。主な内容・川を拠点にした強盗集団に狙われ続けた平安京・平安京には寺を作ってはいけないルールがあった・廷臣の家を次々よ移り住む天皇・貴族も庶民も楽しんだ「晒し首」パレード・鳥羽離宮造営の衝撃・勝手に戦争をして顰蹙を買った源氏・武装した宗教団体が南北から都に迫る・都のど真ん中で起こった殺し合い「保元の乱と平治の乱」・京都駅周辺を開発したのは平家だった・平清盛の出世が「京都」に新しい街を造らせた 他各地域の歴史地図を多数収録。

データ取得日:2021/01/17  書籍情報:openBD