街場の共同体論
内容紹介
崩壊に向かう日本と、思考停止の日本人。
それでも今、自分にできることから始めてみる――。
「本書はかなり面白いです。非常に、と申し上げてよいくらいです。」(あとがきより)
「現代日本における共同体の危機は、いきなり天から来襲した災厄ではなく、何十年もかけて、僕たち日本人が自らの手で仕込んだものです。共同体とは『このようなものであるべきだ』という合意に基づいた、国民の営々たる努力の『成果』なんです。三〇年かけて仕込んだ仕組みが破綻し始めた以上、それを補正するための努力にも同じ時間がかかると覚悟したほうがいい。」(「新書版のためのあとがき」より)
データ取得日:2024/04/19