最後の参謀総長 梅津美治郎

最後の参謀総長 梅津美治郎

著者
岩井 秀一郎 [著]
出版社
祥伝社
ジャンル
歴史・地理/日本歴史
ISBN
9784396116477
発売日
2021/12/01
価格
990円(税込)

内容紹介

昭和天皇を、歴史を動かした上奏

昭和19(1944)年7月、梅津美治郎は参謀総長に就任する。
それは昭和天皇の意思でもあった。
それだけ昭和天皇の信頼が篤かったのだ。
梅津は昭和20(1945)年6月に軍状を上奏、
その内容に衝撃を受けた昭和天皇は終戦を決意したと言われる。
陸軍大学を首席で卒業したエリートでありながら、
陸軍の後始末ばかりさせられた男の〝最後の後始末〟こそ、
ポツダム宣言および降伏文書調印に至る終戦への道である。
その足跡を追うことで、昭和陸軍と昭和史に新たな光をあてる。
梅津家への取材で得られた貴重な証言や写真も掲載。
最後の参謀総長・梅津美治郎の知られざる功績を追う。

(以下、目次)
プロローグ――戦艦ミズーリにて
第一章 「軍人勅諭」の子
第二章 動乱の時代に――第一の後始末、二・二六事件
第三章 国境の司令官――第二の後始末、ノモンハン事件
第四章 最後の参謀総長――最後の後始末、終戦
エピローグ――幽窓に暦日なし

データ取得日:2024/04/23  書籍情報:JPO出版情報登録センター
※書籍情報の無断転載を禁じます