ケアをすることの意味
病む人とともに在ることの心理学と医療人類学
内容紹介
現代においても、ケアはそれがどこでなされるにしろ人間の体験におけるひとつの基礎となる道徳的・人間的な意味のある実践であることは確かである。それは人間であるということの価値に深く関わっており、経済性や合理性によってその価値が乱暴に貶められることにあらがうものである。本書では、ケアをすることに関する深刻な議論を喚起し、医学・看護・心理学教育と実践・研究におけるケアの位置づけの再考を促す。その一方で、患者や家族やコミュティーにおいてケアをすることの意義を訴える。
データ取得日:2024/04/20
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