揺籃の都
平家物語推理抄
内容紹介
遷都した福原の平清盛邸で、怪事件が続発!
清盛の異母弟・平頼盛は、
清盛とその三人の息子から
源頼朝との内通を疑われながらも、
守護刀紛失や変死事件の謎に挑むが!?
第4回細谷正充賞受賞作『蝶として死す』に続く、長編歴史ミステリ!
1180年。平清盛は、高倉上皇や平家一門の反対を押し切ってまで、京都から福原への遷都を強行する。清盛の息子たち、宗盛・知盛・重衡は父親に還都の説得と、富士川の戦いでの大敗を報告するため、清盛邸を訪問するが、それを機に邸で怪事件が続発してしまう。清盛の寝室から平家の守護刀が消え、平家にとって不吉な夢を喧伝していた青侍が切断された屍で発見され、「怪鳥を目撃した」という物の怪騒ぎが起きる。清盛の異母弟・平頼盛は、異母兄に捕縛を命令されていた青侍を取り逃した失敗を取り戻すため、甥たちから源頼朝との内通を疑われる中、事件解決に乗り出すが……。話題作『蝶として死す』に続く、長編歴史ミステリ!
データ取得日:2024/04/20
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