暴力と不平等の人類史

戦争・革命・崩壊・疫病

暴力と不平等の人類史

著者
ウォルター・シャイデル [著]/鬼澤 忍 [訳]/塩原 通緒 [訳]
出版社
東洋経済新報社
ジャンル
社会科学/経済・財政・統計
ISBN
9784492315163
発売日
2019/06/07
価格
5,940円(税込)

内容紹介

平等は破壊の後にやってくる

[戦争]第二次大戦後の日本 250万人戦死 トップ1%の富が9割下落
[革命]毛沢東「大躍進」 4000万人以上死亡 ジニ係数の劇的改善
[崩壊]西ローマ帝国の崩壊 あらゆる支配層の消滅 搾取の終焉・生活向上 
[疫病]欧州のペスト 2000万人死亡 実質賃金が2倍以上に
・・・・・・他多数

核戦争なき平等化はありえるか?

平等化に有効だった戦争と革命は、20世紀の現象だった。
21世紀の私たちはいかにして平等化を実現するのか?

スタンフォード大学古代史教授が
石器時代から現代まで、壮大なスケールで
世界各国の不平等の歴史を描き出す。

現代世界の不穏な空気を読み解く衝撃の書
世界11カ国で続々刊行!
FT & マッキンゼー ビジネス・ブック・オブ・ザ・イヤー話題作

【推薦の言葉】
「所得の不平等の歴史に関する最高の書物」
――タイラー・コーエン(ジョージ・メイソン大学教授、『大格差』著者)

「新石器革命から現代までの強力な長期分析。その点で本書を超える本はない。際立って斬新だ」
――フィリップ・T・ホフマン(カリフォルニア工科大学教授)

「挑発的な分析。理性、証拠、緻密なスタイルによって書かれている」
――スティーブン・ピンカー(ハーバード大学教授、『暴力の人類史』著者)

データ取得日:2024/04/16  書籍情報:JPO出版情報登録センター
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