新鉄客商売 本気になって何が悪い

新鉄客商売 本気になって何が悪い

著者
唐池恒二 [著]
出版社
PHP研究所
ISBN
9784569838588
発売日
2017/09/07
価格
1,870円(税込)

内容紹介

著者・唐池恒二さんの原稿にインスピレーションを受けて、山口晃画伯が描いた表紙画をじっくり眺めてみてください。

鉄道会社なのに船の事業、外食レストラン事業、ホテル、マンション、複合商業施設たる駅ビルを中心としたまちづくり。農業にも参入しつつ、ドラッグストアチェーンを端緒とする果敢なM&A……。

1987年の発足以来、JR九州はこれだけの「鉄道以外」の事業に取り組み、成功させ、企業として大きな躍進を遂げてきました。
彼らはなぜ「やってのけた」のか。この本の著者であり、数々の成功劇を現場のリーダーとして、経営者として、牽引し続けてきた現JR九州会長・唐池恒二さんはこの本のなかで「本気になって何が悪い。夢をみて何が悪い。そう思いながらここまでやってきた」からだと説きます。
そして、スタートラインの時点で赤字路線や新幹線の不在といったマイナスばかりを抱えた「JR三島会社」の一社として、本州のJR三社とは区別されたことにより感じた「逆境と屈辱」が自分たちをそうさせたとも。

悲願だった2011年の九州新幹線全線開業、今や国内外で「世界一」とも称賛をうける豪華クルーズトレイン「ななつ星 in 九州」運行の実現を経て、2016年に株式上場を果たしたJR九州。その「逆境と屈辱」からの成功体験を臨場感たっぷりに、そして唐池恒二さん一流のユーモアたっぷりに味わっていただける一冊がここに完成しました。

全18章章末には、「ななつ星 in 九州」やJR九州が誇るD&S(デザイン&ストーリー列車)を手掛けた水戸岡鋭治さんと唐池恒二さんの対談も。よりディープに、それぞれの成功譚をひもときます。
また、見事な表紙画に加えて、山口晃画伯が九州を歩いて、見て、食べて、人々とふれあいながら描きおろした「九州みちゆ記」も掲載。

データ取得日:2024/03/26  書籍情報:openBD