風神雷神 Juppiter,Aeolus(下)
内容紹介
「謎多き琳派の祖、俵屋宗達×バロックの巨匠、カラバッジョ」
――雷神(ユピテル)と風神(アイオロス)が結んだ縁が、ここに完結!!
織田信長の命を受け、狩野永徳による傑作『洛中洛外図屏風』をローマ法王に届けるため、天正遣欧少年使節ともにヴァチカンへの旅に出た俵屋宗達。嵐や日照りなど、幾たびも降りかかる試練をかいくぐりながら、一行はついにヨーロッパの地にたどり着く。そこで、宗達を待ち受けていたものは、輝かしい西洋美術の数々、スペイン国王をはじめとする高貴なる人々、そしてもう一人の天才絵師との出会いだった――。
その絆が、その想いが、傑作を生み出す!
アート小説の旗手・原田マハが描く、一気読み必至の感動巨編。
データ取得日:2024/04/22
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