ロシアの愛国主義
プーチンが進める国民統合
内容紹介
ソ連体制が崩壊したことで旧ユーゴなど共産圏では独立や分裂、民族紛争が相次いだ。2000年代にはグルジアやウクライナで権威主義的政権が市民の手で倒れた。次はロシアかと危惧されるなか、多様な民族をまとめ、失われた超大国の自信を取り戻そうと、プーチンは共産主義にかわる新たな理念として愛国主義を打ち出す。独ソ戦における勝利など国の偉業や伝統を称え、次世代に伝える政策の現状と課題を考察する。
データ取得日:2024/04/22
書籍情報:JPO出版情報登録センター
※書籍情報の無断転載を禁じます