翔ぶ少女
内容紹介
「とんでもない子やな、君は。
ほんまもんの『ニケ』みたいや」
“勝利の女神”と同じ名を持つ少女が起こした、
あまりにもやさしい奇跡――
1995年、神戸市長田区。震災で両親を失った小学一年生の丹華(ニケ)は、兄の逸騎(イッキ)、妹の燦空(サンク)とともに、医師のゼロ先生こと佐元良是朗に助けられた。復興へと歩む町で、少しずつ絆を育んでいく四人を待ち受けていたのは、思いがけない出来事だった――。『楽園のカンヴァス』の著者が、絶望の先にある希望を温かく謳いあげる感動作。【解説/最相葉月】
データ取得日:2024/04/14
書籍情報:JPO出版情報登録センター
※書籍情報の無断転載を禁じます