カラダはすごい!モーツァルトとレクター博士の医学講座

カラダはすごい!モーツァルトとレクター博士の医学講座

著者
久坂部 羊 [著]
出版社
扶桑社
ジャンル
文学/日本文学、評論、随筆、その他
ISBN
9784594077068
発売日
2017/05/02
価格
902円(税込)

内容紹介

脳ミソを喰われても痛くない? ヒトラーは睾丸一個だった? ウンコはジャスミンの香りがする? 健康診断を毎年受けると短命に? 牛乳を飲みすぎると骨折する?
医療小説の名手・久坂部羊が自らの臨床経験をもとに語りつくす、世にも楽しい医学講座!
【概要】
ようこそ、ミステリアスな医療の世界へ――。
本講座では、モ-ツァルト、レクター博士、手塚治虫、ドストエフスキー、芥川龍之介、ゴッホ、デビットボウイなど、文学や映画、芸術を切り口に人体の不思議を紐解いてゆきます。
レクター博士に脳ミソを喰われても痛くないってホント? モーツァルトの耳はヘン? 「医療商人」にダマされない方法とは? 
面白くて眠れなくなるカラダのトリビアが満載です!

~読み出したら止まらなくなる全9講~
《第一講》実は医学はおもしろい――ウソがいっぱいの医学の不思議
(血を抜き取られたモーツァルト/健診を毎年受けると短命に?/女性に身体の内側はない? ほか)
《第二講》呼吸器系――息をしすぎて苦しくなる肺の不思議
(肺は3LDKのマンションより広い/キリンは息苦しい?/メタボ健診をすり抜ける裏ワザ/結核は過去の病気ではない ほか)
《第三講》消化器系――何でもクソミソにする胃腸の不思議
(絶妙な咀嚼のタイミング/早期の胃がんはほんとうに「早期」か/ないほうがいい? 胆嚢/大便のかぐわしき香り ほか)
《第四講》循環器系――息をしすぎて苦しくなる肺の不思議
(赤ん坊の心臓を一生使う/白血球にも赤血球が/心臓が止まる理由/高血圧の治療はあてずっぽう? ほか)
《第五講》神経系――魂は宿っていない脳の不思議
(なぜ言語障害は右半身麻痺に多いか/脳腫瘍は茶碗蒸しのぎんなん?/動く脳死患者 ほか)
《第六講》泌尿器系・生殖器系――医学が下ネタになる不思議
(1日150?の原尿/尿管結石の激痛/悩ましき前立腺/健気な精子たち ほか)
《第七講》感覚器系――他人と比べられない間隔の不思議
(左目が眩しいデビッド・ボウイ/モーツァルトの耳は「できそこない」だった/ネズミの背中に人間の耳が/鼻の滑稽さ、不気味さ ほか)
《第八講》内分泌系・リンパ系――ごく微量で効くホルモンの不思議
(唯一、身体に四つある臓器 副甲状腺/二種類の糖尿病/万能薬か毒薬か ステロイド/薄毛の特効薬 男性ホルモン阻害剤)
《第九講》皮膚・骨・筋系
(『ブラック・ジャック』に登場した全身の刺青/牛乳は骨粗鬆症の予防にならない/人肉食について ほか)

データ取得日:2024/04/25  書籍情報:JPO出版情報登録センター
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