えにし屋春秋
内容紹介
浅草の油屋、利根屋の娘・お玉と、本所髄一の大店の主人との縁談が持ち上がったが、
見合いの前日にお玉は置手紙を残していなくなってしまう。
利根屋の命運を賭けて、身代わりとなったのは奉公人・おまい。
当日、〝えにし屋〟を名乗る謎めいた女が現れ、おまいは美しく着飾らせてもらうが、
その後もお玉の行方は一向に摑めないままだった……。縁結びも縁切りも、自分らしくあるために。
縁(えにし)を商いとするひとびとを描いた、心ふるえる時代ミステリー。
データ取得日:2024/04/14
書籍情報:JPO出版情報登録センター
※書籍情報の無断転載を禁じます