子育て飴 江戸菓子舗照月堂
内容紹介
梅香る頃、照月堂では、これまで注文を受けて作っていた煉り切りを店頭でも売り出した。
これも、幕府の有力者が贔屓にしてくれるようになったおかげと、主・久兵衛や番頭の太助は感謝しきりである。
忙しくなった厨房では、弟弟子を迎えたなつめが饅頭作りに挑んでいた。
そんなある日、ちょうど留守にしていた隠居の市兵衛を「旦那さん」と呼ぶ女が訪ねてきた。
どうもちょっとわけありらしい。店の面々は、市兵衛とその女の仲を疑って困惑するが……。
照月堂と、菓子職人をめざす娘なつめの物語、シリーズ第八作。
データ取得日:2024/04/13
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