真実が揺らぐ時

ベルリンの壁崩壊から9.11まで

真実が揺らぐ時

著者
トニー・ジャット [著]/ジェニファー・ホーマンズ [編集]/河野 真太郎 [訳]/西 亮太 [訳]/星野 真志 [訳]/田尻 歩 [訳]
出版社
慶應義塾大学出版会
ジャンル
歴史・地理/外国歴史
ISBN
9784766424546
発売日
2019/04/05
価格
6,050円(税込)

内容紹介

▼真実を追い求めよ
1989年の革命、9.11の犠牲、イラク戦争、深まる中東の危機、
そして、アメリカ共和国の没落――。

時代の変化に抗い、飽くことなく真実を追究した知識人、
トニー・ジャットの魂の軌跡。

トニー・ジャットは中央ヨーロッパのユダヤ系一族にルーツを持つ、
イギリス出身の歴史家であった。
奨学金少年(スカラーシップ・ボーイ)として、戦後福祉国家の恩恵を受けて育ったジャットは、
ヨーロッパ的な社会民主主義を徹底して擁護し、
反知性主義や反エリート主義の風潮に抗った知識人であった。
そう、ジャットは確かに知識人であった。
彼は歴史家として、歴史を書くだけではなく、
歴史に学び、得られた洞察と知恵をもって、現代世界に語りかけた。

1989年のさまざまな革命、9.11の犠牲、イラク戦争、深まる中東の危機、
そして、アメリカ共和国の没落――。現実が変化し事態が展開していくにつれて、
ジャットは、時代の潮流に逆らって進み、彼の知力のすべてをもって、
思想という船の向かう先を、異なる方向に向けるための戦いを繰り広げた。

本書は、飽くことなく事実と真実を追究した知識人、トニー・ジャットの
魂の軌跡である。

データ取得日:2019/11/29  書籍情報:版元ドットコム