音楽と絵画で読むT.S.エリオット
『プルフロックその他の観察』から『荒地』へ
内容紹介
ミュージカル『キャッツ』の原作者として有名なT.S.エリオット。
「現代詩の祖」として知られるエリオットの初期詩篇を
音楽と絵画の視点で読み解くことにより、
エリオットの詩作における
ヴィクトリア朝作家やロマン派芸術の影響を見出す!
音楽——代表作『荒地』に見られるワーグナーの影響、
「不協和音」(感情の起伏)の詩的効果。
鳥や雷鳴だけではない、生活の「騒音」まで
取り込んだ詩の世界。
絵画——「ある婦人の肖像」の「肖像」に見られるような
視覚的な言葉。二十世紀の詩に多く描かれた
「都会的風景」の反映。
「音景」(音楽+風景)の複合的視点からエリオットを読解する
画期的研究!
データ取得日:2024/04/16
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