単調にぼたぼたと、がさつで粗暴に
内容紹介
むしろ汚染水に自らどっぷりと身を浸し 変異に変異を重ねた畸形の花鳥風月を歌ってみようか 薬が無理ならせめて毒をと! (「現代と詩人」) 「言葉は現代に汚染されつつ 現代から養分を得て生き延びている」と著者は書く。「生きている限り 吸った息は吐かねばならぬ 吐けばそこに言の葉の繁るのが詩人の悲しき性」―とすれば?猛烈な詩の毒をもって、いままさに起こっている問題に踏み込んでいく冒険作。新詩集2冊同時刊行!
データ取得日:2024/03/29 書籍情報:openBD