現代怪談考

現代怪談考

著者
吉田悠軌 [著]
出版社
晶文社
ジャンル
文学/日本文学、評論、随筆、その他
ISBN
9784794972880
発売日
2022/01/27
価格
2,090円(税込)

内容紹介

姑獲鳥、カシマ、口裂け女、テケテケ、八尺様、今田勇子――
そのとき、赤い女が現れる。
怪談から読み解く現代史。恐怖の向こう側にあるものとは。

絶対に許せない人間の「悪」。
深淵を覗き込んだ時、そこに映るものは何か。

怪談の根源を追求する、吉田悠軌の探索記、その最前線へ。

現代怪談に姿・形を変えながら綿々と現れ続ける
「赤い女」。そのルーツとは。現代人の恐怖の源泉を
見据えることで明らかになる「もう一つの現代史」。
赤い女の系譜を辿りつつ、その他重要な現代怪談の
トピックについても探索していく。

浮かび上がる「ミッシングリンク」とは。

【目次項目】
・怪談の深層に眠るもの:「子殺し」怪談 secition1
 1:イタリア公園へ
 2:こんな晩
 3:ザシキワラシ
 [現代怪談の最前線]:歩く死体を追いかけろ!
・怪談の深層に眠るもの:「子殺し」怪談 section2
 4:現代怪談の幕開け
 5:夕焼けの人さらい
  付1:赤い女前史
 6:口裂けの系譜
 [現代怪談の最前線]:牛の首
・怪談の深層に眠るもの:「子殺し」怪談 section3
 7:子殺しの罪と罰――コインロッカーベイビーとしての「コトリバコ」
 8:欠損する下半身の意味するもの――カシマさん
 [現代怪談の最前線]:人面犬
・怪談の深層に眠るもの:「子殺し」怪談 section4
 9:「大流行」以前の口裂け女
 10:変容する口裂け女
 11:潜伏するカシマ・ウイルス
  付2:テケテケ
 [現代怪談の最前線]:岐阜ポルターガイスト団地
・怪談の深層に眠るもの:「子殺し」怪談 section5
 12:「感染」を拡大させる赤い女――アクサラ、泉の広場の赤い女
 13:「白い女」の系譜――サチコ、ひきこさん、八尺様
 14:産みなおし、生まれ返りを希求する存在たち
  付3:MOMOチャレンジ
 [現代怪談の最前線]:樹海村
・怪談の深層に眠るもの:「子殺し」怪談 section6
 15:なぜ多くの人々が「赤い服を着た大きな女」を見てしまうのか?
 16:怪談とはなにか、恐怖とはなにかを探ること

 おわりに

データ取得日:2022/09/28  書籍情報:openBD