悪いがん治療
誤った政策とエビデンスがどのようにがん患者を痛めつけるか
- 著者
- ヴィナイヤク・プラサード [著]/大脇幸志郎 [訳]
- 出版社
- 晶文社
- ジャンル
- 自然科学/医学・歯学・薬学
- ISBN
- 9784794972934
- 発売日
- 2022/02/02
- 価格
- 3,520円(税込)
内容紹介
■その治療、患者の利益になっていますか?
この本は、レベルの低い医療批判本ではなく、
腫瘍内科医によるこれからのがん医療の未来へ向けての提言だ
――日本医科大学武蔵小杉病院・勝俣範之氏推薦
昨今無数に登場しては話題を集める「がんの新薬」は一般社会から高い期待を受けている。しかし、その効果はしばし誇大に説明され、現実を大きく超えた期待を呼び起こしてしまう――
人びとのがん治療のとらえ方が歪めさせ〈悪いがん治療〉に導いてしまう要因とは何か? 現役の腫瘍内科医が、医薬品開発・医薬品行政の根本的な問題を明らかにし、医学で言われる「エビデンス重視」に警鐘を鳴らしながら、患者にとっての真の利益とは何かを考える。
データ取得日:2023/03/29 書籍情報:openBD