戦術の本質
戦いには不変の原理・原則がある
内容紹介
【北海道の機甲科部隊・第71戦車連隊の連隊長をつとめた戦車戦闘のプロフェッショナル・木元寛明氏(元・陸将補)が、「戦術の本質」を1冊にまとめました! 】
リアリズムが支配する現代の戦場で、指揮官はどのように作戦を立案し、どうやって部隊を指揮・運用し、敵を撃破し、勝利を収めるのでしょうか? 勝利の「原理・原則」や「方程式」はあるのでしょうか? 本書では、陸上自衛隊で陸将補を務めた著者が、戦術を体系的に解説し、その本質に迫ります。また、兵法書として名高い『孫子』は、多くのビジネスマンに愛読されています。戦術を知ることは、ビジネスの世界での勝利にもつながることでしょう。
【この本の内容(一部)】
●戦いには守るべき基本と原則がある
●目的・目標を確立し、徹底して追求せよ
●イニシアティブを奪い、敵をわれに追随させよ
●戦闘力は兵力数の2乗に比例する
●すべてを守ろうとするものは、すべてを失う
●形而上下のあらゆる戦闘力を決勝点に指向せよ
●奇襲を防止し、行動の自由を確保せよ
●想定外こそが奇襲の本質である
●戦闘力使用の原理は集・散・動・静
●戦闘力を構成する8大要素
●まず迂回、次いで包囲の可能性を追求せよ
●防者に陣外決戦を強要せよ
●敵の弱点である背後または側面から攻撃せよ
●包囲の終末段階は遭遇戦または突破となる
●J・F・C・フラーは突破を科学的に分析した
●突破正面に徹底して戦闘力を集中せよ
●間隙から潜入して特定の目標を達成せよ
●事後の戦闘に最適の状態で到着せよ
●敵との接触・戦闘を予期して行軍せよ
●遭遇戦の特色は主導権の争奪戦にある
●防御は他の決定的行為に従属する戦術行動
データ取得日:2024/04/17
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