世界のエリートは10冊しか本を読まない

世界のエリートは10冊しか本を読まない

著者
鳩山 玲人 [著]
出版社
SBクリエイティブ
ジャンル
社会科学/経営
ISBN
9784797389517
発売日
2017/07/31
価格
1,430円(税込)

内容紹介

もう、「速読」も「多読」もいらない!
サンリオ、LINE、DeNA、ピジョンで活躍する著者が初めて明かす、ハーバード式「10冊読書術」とは?

世界最高峰のビジネススクール・ハーバード。
圧倒的な「読書家」なイメージがある学生だが、彼らは、どれだけ本を読んでいるのか。
実際に著者がハーバード・ビジネススクールに留学し、学んだ経験から見えてきた姿は、
一般の印象とはだいぶ異なる。
ハーバードの学生は、ほとんど本を「読まない」のだ。
より正確にいうならば、本を読むことを目的とせず、
本をどう使うか、つまりビジネスの実践に重きを置いている。

一方、多くの日本人は、「著者の主張を正しく理解する」を目的にしている。
たとえば、要約ノート。
結果の出ない人は、ノートをまとめることで満足してしまい、本から得た知見を活用しようという視点が、圧倒的に欠けている。
速読を学ぶ人の多くも、「いかに速く読むか」にしか意識がいっておらず、
「速く読んでその次にどうするか」までを考えていない。

実際に、本を速く読めるかどうかでビジネスの評価が決まるということはない。
もっといってしまえば、「本を最後まで読み切る」という意識すらも、必要ないのだ。
もし最初に開いた1行目に、本のエッセンスが凝縮されていて、それを理解したならば、
躊躇なく、彼らは本を閉じる。1行目よりも先を読むのは、「時間の無駄」。
後ろのページを読む時間を、実践の時間に当てたほうがよほど効率的なのだ。

本書は、サンリオでキティの海外展開を大成功させ、LINEやDeNA、ピジョンでも社外取締役を務めた著者が、世界最高峰で学んだ「課題を解決する」ための読書術を、実体験とともにまとめた1冊。その独自のメソッドを、「10冊読書術」として紹介する。

◎本書内の項目
● ハーバードでは何を何冊読んでいるのか
● 思考力を鍛えるハーバードの「ケース・メソッド」
●「日本の学生は本を読まない」は本当か?
●「知っている」を「できる」に変えるには
●評論家になるな、実践者になれ
●「自分が主人公ならどうするか」で本を読んでいますか
●本を読む目的とは「課題解決」だけである
● 本を10冊に絞るすごい効果
●再読しない本は捨ててもかまわない
●課題を解決する「本の選び方」6つの基準
● 課題解決にはたった1行で十分
●「速く読めない」には理由がある
●私ならこう読む! ビジネス名著の読み方〈実践編〉
など……

データ取得日:2024/04/14  書籍情報:JPO出版情報登録センター
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