丸山真男と戦後民主主義
内容紹介
彼は、戦後民主主義の「虚妄」の方に賭けたのか、東大全共闘に「ナチもしなかった」と言ったのか――戦後半年あまり民主主義に懐疑的であった丸山は、人民主権の新憲法と60年安保を経て「永久革命としての民主主義」の思想に至る。その丸山は1960年代末の東大紛争で直面した困難にどのように応えようとしたか。破滅的な戦争から再出発した日本のデモクラシーを丸山真男の軌跡とともに考える。
データ取得日:2024/04/20
書籍情報:JPO出版情報登録センター
※書籍情報の無断転載を禁じます