蕎麦湯が来ない

蕎麦湯が来ない

著者
せきしろ [著]/又吉直樹 [著]
出版社
マガジンハウス
ジャンル
文学/日本文学、評論、随筆、その他
ISBN
9784838730858
発売日
2020/03/12
価格
1,540円(税込)

内容紹介

いいの? そんなに頭の中を贅沢に出しちゃって、もったいなくない? 2人ならこの1文で一冊分じゃない? それとも、脳内に溢れすぎて出さないとどうかなってしまうの?? これは読んだだけで、自分の暮らす場所がどこだって物語にできるというドーピング本。ページを開くたびに脳内に切なすぎる映画が上映される感じ、上映時間はそのページにとどまって妄想する時間次第、はぁ、楽しい。---山里亮太(芸人)

美しく、儚く、切なく、哀しく、馬鹿馬鹿しく、愛おしい。

鬼才と奇才。文学界の異才コンビが詠む、センチメンタル過剰で自意識異常な自由律俳句集。
『カキフライが無いなら来なかった』『まさかジープで来るとは』に続くシリーズ第三弾。四〇四句の自由律俳句と五〇篇の散文を収録。

琴線に触れまくる言葉たち。
しみじみってもんじゃない。

誰もいない時計店で動いている針
写真にうつらない月を仰ぐ
もう引き返せないということもない
ブランコに濡らされた手を拭く
用途の無い棚を眺めている
そうだふりかけがある

*自由律俳句とは、五七五の形式を破り自由な韻律で詠む俳句のこと。

データ取得日:2020/07/03  書籍情報:openBD