熊本地震2016の記憶
内容紹介
人間は捨てたものではない、いま私は強くそう感じている。未来の人間のあらまほしき姿が、惨事の中から立ち現われた。3.11のときもそうだったのだろう。これから必然となる復興の過程で、この姿が歪んだり、消え失せたりするかどうかは、私たち自身にかかっている【渡辺京二】
前震と本震=2度の震度7。さらに4000回を超える余震。さまざまな衝撃と被害を整理し、再びおこりうる危機に備えて、この体験と想いを忘れぬよう書き残しておかねばならない。本書は、その願いを込めて編集された。復興への希望は、記録と記憶のなかにある。
データ取得日:2024/03/28 書籍情報:openBD