法廷調書

法廷調書

著者
永山則夫 [著]
出版社
月曜社
ISBN
9784865031232
発売日
2021/11/18
価格
2,750円(税込)

内容紹介

1968年の「連続射殺事件」について、法廷で永山本人が事実関係をあきらかにした、唯一の、そして最後の証言。「犯行を犯した本人が一番自分の刑罰を知ってるんだよ。それも分かってほしい」(第18回公判、昭和61年12月12日より)。永山の裁判で事実関係が争われることはなく、永山自身が自分の軌跡を語ることはなかった。その数少ない例外が一審における石川義博による精神鑑定であり、もうひとつがこの高等裁判所における供述である。被告人質問:遠藤誠弁護士

目次:刊行にあたって|永山裁判とは何だったのか(大谷恭子)|二人の永山則夫(井口時男)|法廷調書【第十六回公判:昭和六十一年十一月十二日、第十七回公判:昭和六十一年十一月二十六日、第十八回公判:昭和六十一年十二月十二日】|永山則夫略年譜

データ取得日:2024/04/19