鶴見俊輔
内容紹介
《シリーズ 第7弾》 これまでの鶴見像を転換させる評伝 鶴見俊輔が生涯を費やしたのは己の「貴種」との格闘だった。 鶴見俊輔が自らを語る際、頻発する「虐待する母の像」。それは何を意味するのか? そして、なぜかれは、それに固執したのか? 祖父・後藤新平―父・鶴見祐輔―母・愛子という流れにある出自の貴種性を鍵に、戦前・戦中・戦後・現代を生きる新たな鶴見像を提出するとともに、「日常性の発見」とプラグマティズムを核にした鶴見思想の内実に迫る評伝決定版! 没後1年 鶴見思想の何を継承するのか
データ取得日:2024/04/20