東アジア史の実像
内容紹介
台湾、チベット、モンゴル、韓半島、満洲……
シナ文明と密接に関わる周辺地域を、どう見るか。
その近代化に日本が大きな役割を果たした台湾。今は中国による弾圧にさらされているが、清朝時代には仏教との関わりで大きな影響力をもったチベット。そして現在の中華人民共和国のあり方に大きな意味をもつ清朝の中心民族であった満洲、その淵源たるモンゴル。つねにシナの圧力から逃れられない地理的位置にある韓半島。そしてベトナム等の東南アジア――東アジアの各地域は、シナの影響をどのように受け、あるいは遮断し、今日の複雑な関係を形成しているのか。
[月報]鄭欽仁/黄文雄/樋口康一/Ch.アトウッド
データ取得日:2024/04/25
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