夫婦という同伴者
内容紹介
’19新春企画第2弾
自分に訪れるあらゆる最後を大切にしたい
自分のできごとの味は自分なりの味に変えるほかはない。
苦いも甘いもそのままに運命を受けとめる
人生のできごとの味は、結婚生活にしても職場の状況にしても、甘いだけも、苦いだけもない。与えられた味つけを基本にして、自分なりに好みの味に変えるほかはない。
酸っぱすぎる、甘すぎる、いろいろ文句を言っていたら、短い人生でも何もまとまったことができないし、最後の自分なりの味つけをする勇気がなかったら究極の楽しみも失う。
このエッセイ集に集められた断片、短編は、そのような調理の時間に拾ったもののような気もする。
――まえがきより
データ取得日:2024/04/19