つげ義春『ねじ式』のヒミツ
内容紹介
伝説のつげ義春!! 50年目の真実。1968年に発表された『ねじ式』は50年を経ても、不思議な魅力に満ちあふれている。著者矢崎秀行は絵解き謎解き、一つひとつのパズルを解きほぐすかのように『ねじ式』のヒミツを解読しました。行きついた先は「知里幸恵から日本人の死生観」。高度成長まっしぐらに進むなか、戦争の悲惨を体験したつげ義春は、崩れ去る日本の原風景を直感しました。50年後の今、『ねじ式』のヒミツが具体的に展開しています。著者渾身の感動的な漫画論です。
データ取得日:2024/03/14 書籍情報:openBD