メレル・ヴォーリズと一柳満喜子

メレル・ヴォーリズと一柳満喜子

著者
平松 隆円 [監修、訳]
出版社
水曜社
ジャンル
歴史・地理/伝記
ISBN
9784880652467
発売日
2010/11/04
価格
2,970円(税込)

内容紹介

本書はボストンのジャーナリスト、グレイス・フレッチャー The Bridge of Love 愛が架ける橋」の
待望の翻訳であり一柳満喜子について詳しく書かれたほとんど唯一の書籍です。

日本人の華族令嬢とカンザス生まれの貧しい青年の運命的な出遭い。
異端の結婚。数々の逆境を乗り越え、近江八幡でのミッションを通し世界との
「愛の架け橋」になろうとしたキリスト者夫妻の愛の生涯を描くノンフィクション。

メレル・ヴォーリズ 1880年−1964年 日本名 : 一柳米来留(ひとつやなぎ めれる)
英語教師として来日する。キリスト教の伝道に従事し、建築家として関西学院大学、明治学院大学礼拝堂や豊郷小学校旧校舎、山の上ホテルなど、現在も残る建物が多く、「日本で最も愛される洋館」を作ったと言われる。
また、「近江兄弟社」の創立者としてメンソレータム(現メンターム)を広く日本に普及させた。

一柳満喜子  1884年−1969年
子爵家の三女。米留学後、メレルと出会い結婚。「近江兄弟社」の経営を助けるとともに、自らも教育者として保育所・幼稚園、小・中・高等学校を擁する「近江兄弟社学園」を創立、今もその精神は生きる。

日米開戦が迫る中、彼は帰国せず日本に帰化する。日本名、米来留は「アメリカより来りて日本に留まる」との意味を持ち、生涯伝道の志を失わなかった。

データ取得日:2024/04/22  書籍情報:JPO出版情報登録センター
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