恐怖の美学〜なぜ人はゾクゾクしたいのか

恐怖の美学〜なぜ人はゾクゾクしたいのか

著者
樋口 ヒロユキ [著]
出版社
アトリエサード
ジャンル
芸術・生活/芸術総記
ISBN
9784883754823
発売日
2022/11/25
価格
2,750円(税込)

内容紹介

妖怪、UFO、心霊写真、美術、漫画、小説、映画…
多様な書物、文化を縦横に読み解いた〝恐怖のワンダーランド〟

「恐怖は、人間らしい魅力に満ち溢れ、私たちの生に未来を与える感覚だ」

「私たちは恐怖をわざわざ味わうために、さまざまなメディアを渉猟する。
おそらくそれは、恐怖が意外な豊かさを秘めていることを、私たちが無意識のうちに知っているからだ。」

===
〈恐怖〉の行きつく、弥終(いやはて)は……!?
博捜、博捜、ああ今日も、博捜あるのみ!
――東 雅夫
===

◎目次
《一》 世界妖怪図鑑
《二》 矢追純一のUFO史観
《三》 パラフィクションとしての『地獄変』
《四》 七〇年代カタストロフィ文化
《五》 心霊写真の父、中岡俊哉
《六》 恐怖の美術館〜ムンク、ダ・ヴィンチ、フュースリ、ゴヤ、ブレイク、ルドン、聖ゲオルギオス
《七》 ポップ異端文書としての『百億』
《八》 『イグアナの娘』とマゾ的支配
《九》 寺山修司とエヴァンゲリオン
《十》 消えていく道化
《十一》 恐怖の法則
《十二》 恐怖の記号論
《十三》 恐怖の起源

データ取得日:2024/04/17  書籍情報:JPO出版情報登録センター
※書籍情報の無断転載を禁じます