樹の人 瀧口政満作品集

内容紹介

北海道・阿寒湖畔のアイヌ・コタンを拠点に活動した木彫作家・瀧口政満(1941-2017)の作品を大判に集大成。
シマフクロウをはじめとする動物や、風と対話する少女像など、和人でありながらアイヌの心と響き合う
独自の世界を切り開いた作品群の中から約130点を阿寒の風景とともに紹介する。
巻末のリストでは全294点を写真付きで収録した。
撮影は札幌の写真家・酒井広司。

長女で『民族衣装を着なかったアイヌ』(編集グループSURE刊)の著者として知られる瀧口夕美が
父の思い出と作品の見どころをつづるほか、作家の黒川創が評伝を執筆、
アイヌ・アートに詳しい北海道立近代美術館学芸員の五十嵐聡美が解説文を寄せた。

データ取得日：2024/04/13