京都に女王と呼ばれた作家がいた

山村美紗とふたりの男

京都に女王と呼ばれた作家がいた

著者
花房 観音 [著]
出版社
西日本出版社
ジャンル
文学/日本文学、評論、随筆、その他
ISBN
9784908443527
発売日
2020/07/14
価格
1,650円(税込)

内容紹介

「京都で人が殺されていないところはない」
京都に住み、京都の女を描き続ける花房観音が描く、京都に住み京都を描き続けた、山村美紗の生涯。
今ではあたりまえの、ミステリアスな京都の町の面持ちは、美紗の小説とドラマ化された作品からきていると言っても過言ではありません。

1996年日本で一番本が売れた年、帝国ホテルで執筆中、ベストセラー作家山村美紗が亡くなりました。
書きたくて、書きたくて、あふれ出るトリックに手が追い付かなくて。でも、乱歩賞はもちろん賞に縁がなかったことからくる、もだえるほどのコンプレックスから解放されることなく逝った美紗。今は、京都東山の泉涌寺の美と大きく大書した墓石の下に眠っています。

データ取得日:2024/03/28  書籍情報:openBD