三遊亭円朝と民衆世界
内容紹介
名人・三遊亭円朝。彼は幕末に生まれ、文明開化の時代に生きつつ、「怪談牡丹灯籠」「真景累ケ淵」など現代でも高座でかけられている著名な噺を数多く創作した噺家である。本書は、当時の観客に絶大な人気を博した様々な噺の内容と彼の人生・思想を解析することにより、当時の民衆世界に分け入ってその心性を明らかにしていく。これまでの国文学・演芸論とは全く違う歴史学(民衆史)から怪談・人情話をとらえ直す全く新しい試み。
データ取得日:2024/04/13
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