スタジアムの神と悪魔——サッカー外伝・改訂増補版
- 著者
- エドゥアルド・ガレアーノ [著]/飯島みどり [訳]
- 出版社
- 木星社
- ジャンル
- 文学/外国文学、その他
- ISBN
- 9784910567051
- 発売日
- 2023/04/14
- 価格
- 4,070円(税込)
内容紹介
▶︎世界中のサッカーファン、ジャーナリストたちが読み継いできた、ウルグアイ・モンテビデオ生まれの作家エドゥアルド・ガレアーノの極上の"サッカー文学"/スポーツジャーナリズムの名作を、待望の改訂増補版でお届けします。
▶︎全156篇のエッセイが収録されており、ペレ、ガリンシャ、ジーコ、マラドーナ、プラティ二、フリット、バッジオ、ロナウド、ロナウジーニョ、ロマーリオ、ベベット、ジダン、メッシまで、古今東西の名選手や名試合、クラブやファン、社会・文化の諸相、W杯についてのエピソード、そして日々のサッカーの興奮、楽しさ、熱さ、そして”摩訶不思議”が描かれています。1930年代から2014年までのサッカーを巡る美と闇の日々、スタジアムにさす光と影——ボールと人間、そして政治、経済、権力——についての稀代のクロニクルです。
「もはや何年も前のことだが、カレリャ・デ・ラ・コスタで私とすれ違った子供たちに捧げたい。サッカーの帰り途、彼らはこう口ずさんでいた——勝ったさ、負けたさ、どっちにしても楽しかったな」
「よきサッカーに巡り会えたときには、それを与えてくれたのがどのクラブだろうとどこの国だろうとさらさらお構いなく、私はその奇跡に感謝を捧げるのである。」
—— エドゥアルド・ガレアーノ
<目次(156以上のエピソードから抜粋して掲載)>
サッカー・プレーヤー/サポーター/フーリガン/ゴール/レフェリー/監督/劇場/イングランドの侵略/フラーフル戦の歴史/人民の阿片?/ボールを旗と掲げて/黒人たち/非情の足たち/欠損から充足へ/一九三四年のワールドカップ/リオデジャネイロの神と悪魔/ベッケンバウアーのゴール/エウゼビオ/ペレ/一九七〇年のワールドカップ/祝祭/クライフ/プラティニ/異教の祭の生け贄/一九八六年のワールドカップ/走る薬屋/軽蔑の賛歌/一九九〇年のワールドカップ/ウーゴ・サンチェス/ジーコのゴール/逃避のスポーツ/一九九四年のワールドカップ/ロマリオ/バッジオ/マラドーナ/やつらは何の役にも立たない/続・スタジアムの神と悪魔/一九九八年のワールドカップ/二〇〇二年のワールドカップ/二〇〇六年のワールドカップ/二〇一〇年のワールドカップ/二〇一四年のワールドカップ、他/改訂増補版への覚え書/原著参考文献/索引
データ取得日:2023/05/23 書籍情報:openBD