スタジアムの神と悪魔——サッカー外伝・改訂増補版

スタジアムの神と悪魔——サッカー外伝・改訂増補版

著者
エドゥアルド・ガレアーノ [著]/飯島みどり [訳]
出版社
木星社
ジャンル
文学/外国文学、その他
ISBN
9784910567051
発売日
2023/04/14
価格
4,070円(税込)

内容紹介

▶︎産経新聞朝刊・書評掲載 2023年5月21日
▶︎「一番好きな本かもしれない」若林恵(黒鳥社):代官山蔦屋書店 刊行記念トークセッション開催(黒鳥社、SHUKYU、木星社)2023年4月26日

▶︎世界中のサッカーファン、ジャーナリストたちが読み継いできた、ウルグアイ・モンテビデオ生まれの作家エドゥアルド・ガレアーノの極上の"サッカー文学"/スポーツジャーナリズムの名作を、待望の改訂増補版でお届けします。

▶︎全156篇のエッセイが収録されており、ペレ、ガリンシャ、ジーコ、マラドーナ、プラティ二、フリット、バッジオ、ロナウド、ロナウジーニョ、ロマーリオ、ベベット、ジダン、メッシまで、古今東西の名選手や名試合、クラブやファン、社会・文化の諸相、W杯についてのエピソード、そして日々のサッカーの興奮、楽しさ、熱さ、そして”摩訶不思議”が描かれています。1930年代から2014年までのサッカーを巡る美と闇の日々、スタジアムにさす光と影——ボールと人間、そして政治、経済、権力——についての稀代のクロニクルです。

「もはや何年も前のことだが、カレリャ・デ・ラ・コスタで私とすれ違った子供たちに捧げたい。サッカーの帰り途、彼らはこう口ずさんでいた——勝ったさ、負けたさ、どっちにしても楽しかったな」—— エドゥアルド・ガレアーノ

<目次(156以上のエピソードから抜粋して掲載)>
サッカー・プレーヤー/サポーター/フーリガン/ゴール/レフェリー/監督/劇場/イングランドの侵略/フラーフル戦の歴史/人民の阿片?/ボールを旗と掲げて/黒人たち/非情の足たち/欠損から充足へ/一九三四年のワールドカップ/リオデジャネイロの神と悪魔/ベッケンバウアーのゴール/エウゼビオ/ペレ/一九七〇年のワールドカップ/祝祭/クライフ/異教の祭の生け贄/一九八六年のワールドカップ/走る薬屋/軽蔑の賛歌/一九九〇年のワールドカップ/ジーコのゴール/逃避のスポーツ/一九九四年のワールドカップ/ロマリオ/バッジオ/マラドーナ/続・スタジアムの神と悪魔/一九九八年のワールドカップ/二〇〇二年のワールドカップ/二〇〇六年のワールドカップ/二〇一〇年のワールドカップ/二〇一四年のワールドカップ、他/改訂増補版への覚え書/原著参考文献/索引

データ取得日:2024/03/26  書籍情報:openBD