[キノベス!2016 第20位]世界の果てのこどもたち[レビュアー]佐貫聡美 レビュー 紀伊國屋書店 [レビュー] (日本の小説・詩集) 『世界の果てのこどもたち』 著者 中脇, 初枝, 1974- 出版社 講談社 ISBN 9784062195393 価格 1,760円(税込) で購入する ネット書店で購入する 書籍情報:openBD 世界の果てのこどもたち [レビュアー] 佐貫聡美(紀伊國屋書店・和書販売促進部) 戦時中の満州で出会った、日本人・朝鮮人の3人の少女。親を失くし、飢えや差別に苦しんだ激動の戦中・戦後、それでも彼女たちを支え続けてきたものとは何だったのか?「愛された記憶が、きっと人間を絶望から救うはず」という著者のメッセージを私も信じたい。教科書で学ぶよりも、より切実に「二度と戦争を起こしてはいけない」と思わされた。 [↓]キノベス!2016の全ラインアップは公式サイトで! 2015年12月21日 掲載 ※この記事の内容は掲載当時のものです 文学・評論 日本の小説・詩集 講談社 世界の果てのこどもたち 中脇初枝 佐貫聡美 キノベス!2016 キノベス!