[紀伊國屋じんぶん大賞2016 第3位]批評メディア論――戦前期日本の論壇と文壇[レビュアー]野間健司 レビュー 紀伊國屋書店 [レビュー] (マスメディア) 『批評メディア論 : 戦前期日本の論壇と文壇』 著者 大澤, 聡, 1978- 出版社 岩波書店 ISBN 9784000245227 価格 2,420円(税込) で購入する ネット書店で購入する 書籍情報:openBD 批評メディア論――戦前期日本の論壇と文壇 [レビュアー] 野間健司(紀伊國屋書店・書籍営業部) メディア・システムの作動としての高度大衆化社会の記述。メタ化する欲望、変化と加速の自己目的化は、言論も交換可能な消費対象と化してしまう。何度も同じ夢が見られてきた言論ゲーム、その起源の構造を剔抉する本書は、今日の「ファスト化」する言論への引導でもある。人文知の再出発のために必読の一冊。 [↓]紀伊國屋じんぶん大賞2016の全ラインアップは公式サイトで! 2016年2月6日 掲載 ※この記事の内容は掲載当時のものです マスメディア ノンフィクション 社会・政治 大澤聡 批評メディア論――戦前期日本の論壇と文壇 岩波書店 野間健司 紀伊國屋じんぶん大賞2016 紀伊國屋じんぶん大賞