[紀伊國屋じんぶん大賞2016 選考委員、この一冊!]善意と悪意の英文学史-語り手は読者をどのように愛してきたか[レビュアー]渡辺哲史 レビュー 紀伊國屋書店 [レビュー] (評論・文学研究) 『善意と悪意の英文学史』 著者 阿部 公彦 [著] 出版社 東京大学出版会 ジャンル 文学/外国文学、その他 ISBN 9784130801065 発売日 2015/09/15 価格 3,520円(税込) で購入する ネット書店で購入する 書籍情報:JPO出版情報登録センター ※書籍情報の無断転載を禁じます 善意と悪意の英文学史-語り手は読者をどのように愛してきたか [レビュアー] 渡辺哲史(紀伊國屋書店・東京営業本部) 16~20世紀の英文学作品を一つずつ凝視する。凝視の対象には作品だけでなく作品を読んだときに読者が抱くであろうリアクション(「オースティンを読む苦行」「なぜスティーヴンズの詩は頭に入ってこないのか」)も含まれる。 読者の機微とそれが文章のどの部分によって引き起こされるのかに向き合う著者の善意は尊い。 [↓]紀伊國屋じんぶん大賞2016の全ラインアップは公式サイトで! 2016年2月6日 掲載 ※この記事の内容は掲載当時のものです 文学・評論 阿部公彦 評論・文学研究 東京大学出版会 善意と悪意の英文学史: 語り手は読者をどのように愛してきたか 渡辺哲史 紀伊國屋じんぶん大賞2016 紀伊國屋じんぶん大賞