福文堂書店本店「ぼくが探偵だった夏」【書店員レビュー】 レビュー トーハン e-hon [レビュー] (ミステリー・サスペンス・ハードボイルド) 『ぼくが探偵だった夏』 著者 内田 康夫 [著] 出版社 講談社 ジャンル 文学/日本文学、小説・物語 ISBN 9784062775922 発売日 2013/07/12 価格 660円(税込) で購入する ネット書店で購入する 書籍情報:JPO出版情報登録センター ※書籍情報の無断転載を禁じます 福文堂書店本店「ぼくが探偵だった夏」【書店員レビュー】 [レビュアー] 福文堂書店本店(書店員) 子供の1人称ということで、物語全体が柔らかく、凄惨さや陰鬱さが無いのが良いです。 それでもしっかりとミステリーで、読み進めて謎が解けていく爽快感はばっちり! この本、実は「信濃のコロンボシリーズ」の竹村刑事も出てきます。 こういうのが嬉しいんですよね。 作者ご本人も登場します。ルポライター役で、 どうしても子供じゃ動けない部分を補ってくれるのですね。 ちょっと自虐風に描写されてるのが 作者の茶目っ気を感じさせます。 この本は、内田康夫の本を何冊か読んでからの方がずっとたくさん楽しめますよ♪ 2016年4月4日 掲載 ※この記事の内容は掲載当時のものです 文学・評論 文庫 ミステリー・サスペンス・ハードボイルド 講談社 福文堂書店本店 ぼくが探偵だった夏 内田康夫