『ママがおばけになっちゃった!』
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高村書店「子どもにとって、最も大切なもの」【書店員レビュー】
[レビュアー] 高村書店(書店員)
「もしもママが死んでしまったら」ではなく「ママが死んでしまった!」というお話。
最初は、子どもにとって母親と言うのは特別な存在なので、あまりにも酷な話しではないかと思いました。
でも「大切なモノを失うというのはどんな気持ちなのか」を考える良いきっかけになることをこの絵本は教えてくれるのだと思います。
子どもにとっても、親にとっても、当たり前にある『かけがえのないもの』に感謝する心。
ユーモアも交えながら本書は教えてくれるのだと思います。
巻末に『ママ宛』『子ども宛』メッセージを書き込めるページがあります。
個々のメッセージを入れてプレゼントするとより、気持ちもこもった贈り物になること間違いなしです。