高村書店「小さくなって捨てられてしまった『けしごむ』くんのその後は」【書店員レビュー】
[レビュアー] 高村書店(書店員)
つかえばつかうほど小さくなっていくけしごむ。彼らはご主人様(持ち主)のためにまさに身を削っています。しかも彼らには守秘義務があって、ご主人様がかいた文字や文章をバラしてはいけないことになっています。
そんな身も心もご主人様に尽くすけしごむくん。
ですが、小さくなったらあっけなくゴミ箱に捨てられてしまいます。
けしごむくんの人生はこれで終わり
では、ありません!
彼らにはまだ最後に残された役割がありました。
それは…。
小学生低学年向けの絵本ですが大人も読めて、最後のけしごむくんのメッセージには感動させられます。あなたのけしごむにもきっと。