『国のために死ねるか』伊藤祐靖著 レビュー 産経新聞 [レビュー] (政治/軍事) 『国のために死ねるか 自衛隊「特殊部隊」創設者の思想と行動』 著者 伊藤 祐靖 [著] 出版社 文藝春秋 ジャンル 文学/日本文学、評論、随筆、その他 ISBN 9784166610693 発売日 2016/07/21 価格 990円(税込) ネット書店で購入する 書籍情報:JPO出版情報登録センター ※書籍情報の無断転載を禁じます 『国のために死ねるか』伊藤祐靖著 [レビュアー] 産経新聞社 1999年の能登沖不審船事件。イージス艦「みょうこう」の航海長だった著者は、若い部下たちに、高度な訓練を積んだ北朝鮮の工作員が待ち受ける工作船への立ち入り検査を命じる-。本書は「国のために死ねるか」という重い課題について、自分の実体験をもとに誠実かつ徹底的に考え抜いて書かれた「サムライの書」である。 《日本はどんな国なのか。そうした国の何を守らなければならないのか》と問い続け、《せっかく、一度しかない人生を捨ててまで守るのなら、守る対象にその価値があってほしい》という著者の言葉はとてつもなく重い。(文春新書・780円+税) 2016年7月31日 掲載 ※この記事の内容は掲載当時のものです 政治 社会・政治 新書 軍事 文藝春秋 産経新聞社 国のために死ねるか 自衛隊「特殊部隊」創設者の思想と行動 伊藤祐靖