『韓流経営ＬＩＮＥ』Ｎｅｗｓ　Ｐｉｃｓ取材班著

　「ＬＩＮＥ」が７月中旬、日米でダブル上場を果たした。日本生まれのアプリと宣伝されるが、同社の親会社は韓国最大の検索サイト「ＮＡＶＥＲ」であり上場後もＬＩＮＥ株の８割を保有する。

　本書では（１）誰が本当の社長か（２）どこが本当の本社か（３）ＬＩＮＥはどのようにして作られたのか－を役員インタビューなどを通じて追及し、表に出ていないＬＩＮＥの“非公式”社歴を明らかにしようとした。公表された新株予約権ランキングによると、日本人社長の割当株数は第５位。実質的なトップ、シン・ジュンホ氏の１００分の１以下という事実が韓流経営の実態を物語る。（扶桑社新書・７８０円＋税）

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