ブックセンターササエ(佐々栄文盛堂)「人生の最大の喜びは?そして、悲しみは?」【書店員レビュー】

レビュー

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(愛蔵版)やなせたかし 明日をひらく言葉

『(愛蔵版)やなせたかし 明日をひらく言葉』

著者
PHP研究所 [編集]
出版社
PHP研究所
ジャンル
文学/日本文学、評論、随筆、その他
ISBN
9784569829708
発売日
2016/02/18
価格
682円(税込)

書籍情報:JPO出版情報登録センター
※書籍情報の無断転載を禁じます

ブックセンターササエ(佐々栄文盛堂)「人生の最大の喜びは?そして、悲しみは?」【書店員レビュー】

[レビュアー] ブックセンターササエ(佐々栄文盛堂)(書店員)

人生の最大の喜びは何か?それは人をよろこばせること。「人生はよろこばせごっこ」だと気付いた時、とても気が楽になった。…以上、本文引用。アンパンマンが大ヒットしたのが作者が七十歳になる頃。失意の連続、逆境の日々。それでも、それでも、希望を胸に前を向いて突き進んできた人生。そんな、やなせさんによる「明日をひらく言葉」集。しびれます、沁みます、泣けます。 氏が作詞した「てのひらに太陽を」の歌詞の中に「生きているから悲しいんだ」という一節がある。なぜ、生きているから「悲しい」のか?喜びより悲しみが先なのか?その答えを、本書を読みながらしみじみ考えてみたい。

トーハン e-hon
2016年11月13日 掲載
※この記事の内容は掲載当時のものです

トーハン

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