[紀伊國屋じんぶん大賞2017 第8位]これからのエリック・ホッファーのために―在野研究者の生と心得―

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これからのエリック・ホッファーのために―在野研究者の生と心得―

[レビュアー] 林下沙代(紀伊國屋書店・札幌本店)/松野享一(紀伊國屋書店・書籍営業部)

【林下沙代・札幌本店】
 大切なのは、知りたい・学びたいという純粋な気持ちを、いかに守っていくかということ。在野研究者という生き方を通して、この世界にある、いくつもの〈あがき〉方を教えてくれる。先人たちの生涯と業績をみながら、「学ぶこと」についての根源的な問いもまた、浮かんでくる一冊である。

【松野享一・書籍営業部】
 学問が(とりわけ人文学が)受難の時代である、と言われれば、まあそうだよな、と思う。予算配分もひどいことになっていますしね。でもだからって、学問が終わるわけじゃない、別の道もあったし、これからもある。学問に呪われた・祝福されたあなたのための希望の書。

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紀伊國屋じんぶん大賞2017

紀伊國屋書店
2017年2月15日 掲載
※この記事の内容は掲載当時のものです

紀伊國屋書店

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