[紀伊國屋じんぶん大賞2017 第10位]有限性の後で―偶然性の必然性についての試論―

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有限性の後で

『有限性の後で』

著者
カンタン・メイヤスー [著]/千葉雅也 [訳]/大橋完太郎 [訳]/星野太 [訳]
出版社
人文書院
ジャンル
哲学・宗教・心理学/哲学
ISBN
9784409030905
発売日
2016/01/23
価格
2,420円(税込)

書籍情報:JPO出版情報登録センター
※書籍情報の無断転載を禁じます

有限性の後で―偶然性の必然性についての試論―

[レビュアー] 伊藤隆弘(紀伊國屋書店・新宿本店)

【伊藤隆弘・新宿本店】
 閉塞状況を断ち切るための徹底した思考ゆえの「無」。本書が提起した世界の偶然性や無意味への問いはきわめて重要であり、そこから新たなる世界(そこにはもう人間は存在しないかもしれないが)、新たなる倫理の生成という潜在性を有しています。世界的衝撃作。

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紀伊國屋じんぶん大賞2017

紀伊國屋書店
2017年2月15日 掲載
※この記事の内容は掲載当時のものです

紀伊國屋書店

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