ブックセンターササエ(佐々栄文盛堂)「ホントに抜けたらどうしよう」【書店員レビュー】

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ブックセンターササエ(佐々栄文盛堂)「ホントに抜けたらどうしよう」【書店員レビュー】

[レビュアー] ブックセンターササエ(佐々栄文盛堂)(書店員)

本が好きな人なら誰しも一度は悩んだことがあるでしょう。我が部屋を埋め尽くす、この大量の書籍、これ、どうしたらいいのか?というモンダイ。捨てるのか、売るのか、引き取り手があれば寄贈するか、あるいは電子化し、その後で残った本は全て処分するか。いやいや、一冊一冊、思い出が詰まった本をそう簡単に処分できないよ…という葛藤。そんな本好き、蔵書家が直面するモンダイに切り込んだノンフィクション。本をためこみすぎて部屋の床が抜けた、という人へのインタビューも収録。そして、自身も大量の本を所有している著者本人にも、それ故の切なくも少し哀しい出来事が起きてしまいます。読書好き、というより本という物体が好きな方であれば、様々な意味で身につまされるようなノンフィクションです。とかなんとかこんなレビューを書いているワタシの部屋もかなり危険かも。本で床は抜けるのか?

トーハン e-hon
2017年2月19日 掲載
※この記事の内容は掲載当時のものです

トーハン

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