「ジュニア」と「官能」の巨匠 富島健夫伝 [著]荒川佳洋

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「ジュニア」と「官能」の巨匠 富島健夫伝 [著]荒川佳洋

[レビュアー] 週刊新潮

ジュニア小説と官能小説の作家・富島健夫。かつてはどちらも蔑視と黙殺の対象だったと著者は言う。しかし富島にはジャンルもレッテルも意味がなく、ひたすら「小説」を書き続けたのだと。稀代の青春小説作家にして合理主義者。その素顔に触れる初の本格評伝だ。

新潮社 週刊新潮
2017年4月6日号 掲載
※この記事の内容は掲載当時のものです

新潮社

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