<東北の本棚>乙女の寺社巡りに必携

レビュー

1
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

<東北の本棚>乙女の寺社巡りに必携

[レビュアー] 河北新報

 最近若い女性の間ではやっている「ご朱印集め」。寺院や神社を参拝した証としていただくものだ。本著は、宮城県を中心に東北地方のお薦めの寺社を、それぞれのご朱印とともに紹介する女性向けのガイドブック。寺社巡り旅にぴったりの一冊となっている。
 計51寺社が登場。宮城県は大崎八幡宮(仙台市青葉区)や仙台東照宮(同)、瑞巌寺(宮城県松島町)、竹駒神社(岩沼市)など最多29寺社を取り上げた。
 1寺社2ページにわたり、実物のご朱印と寺社の成り立ちや境内の見どころ、人気のお守りなどを写真をふんだんに使って説明する。ご朱印受付時間や交通アクセス案内もあり、分かりやすい。寺社巡り後に立ち寄れる観光スポットも県ごとに掲載した。
 仙台東照宮は1654年、仙台藩2代藩主の伊達忠宗が創建し、商売繁盛、延命長寿などに御利益がある。国指定重要文化財の本殿と随身門を写真で紹介し、「随身門は和洋折衷の様式で重厚な雰囲気を持つ」と簡単な解説やメモが付く。勝負事に強くなる「勝守」が人気だという。
 みちのく巡りん倶楽部(くらぶ)は、地元目線を大事に主に東北在住のライターで構成した。同じシリーズはほかに8地域で編集され、計5万部が発行されている。
 メイツ出版株式会社03(5276)3050=1728円。

河北新報
2017年4月30日 掲載
※この記事の内容は掲載当時のものです

河北新報社

  • このエントリーをはてなブックマークに追加