『漱石先生、探偵ぞなもし』半藤一利著

レビュー

3
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

漱石先生、探偵ぞなもし

『漱石先生、探偵ぞなもし』

著者
半藤一利 [著]
出版社
PHP研究所
ISBN
9784569766591
発売日
2016/11/04
価格
648円(税込)

書籍情報:版元ドットコム

『漱石先生、探偵ぞなもし』半藤一利著

[レビュアー] 産経新聞社

 著者は夏目漱石の義理の孫。本書の背表紙には、漱石に関する「探偵的与太話本」の決定版、とある。

 ほぼ作品ごとに章が分けられていて、『吾輩は猫である』『坊っちゃん』『草枕』とおなじみの名作をめぐる逸話を、著者ならではの視点からユニークにかつユーモアたっぷりに描いている。

 四半世紀前には、探偵的与太話本の第一弾といえる『漱石先生ぞな、もし』が評判になった。漱石は探偵嫌いで知られ、『草枕』では「何の役に立つかの」と腐(くさ)している。その与太話本の大団円が本書ということになる。(PHP文庫・600円+税)

産経新聞
2017年5月14日 掲載
※この記事の内容は掲載当時のものです

産経新聞社

  • このエントリーをはてなブックマークに追加